最初にハウスメーカーの営業マンに提示された金額を聞き、「その金額で建てられるなら!」と話を進めていったら、次々と担当者が入れ替わり、そのたびにグレードアップした仕様を提案され、最終的な見積を見てびっくり・・・。当初の金額より大幅にアップしていた、というのはよくある話です。
ハウスメーカーの担当者と話し合い、家族みんなのこだわりを反映したはずだったのに、完成した家はよその家とほとんど同じだった・・・という失敗談は少なくありません。
素敵なデザインの家ができたと喜んでいても、実際に暮らしはじめてみて、「使い勝手が悪くてがっかりした」という声は多いようです。「おしゃれな家を建てたい」とは誰もが願うことですが、長く暮らしていく場所である以上、不便を強いられるような家ではいけません。
家を建ててしばらくすると、経年劣化による不具合が出てくるかもしれません。そんなときに頼りにすべきは、もちろん建ててもらった業者ですが・・・。久しぶりに電話をしてみたら、「おかけになった電話番号は現在使われておりません」というケースもあるようです。
一般的な木造軸組工法の工期は4~6ヶ月。それに比べ、ローコストの住宅は3ヶ月前後と工期が短いのが特徴ではあります。しかし、これ以上短いとなると注意が必要です。
「ローコスト住宅」の登場によってマイホーム購入の敷居は下がりましたが、度を超して安い家は、一度立ち止まって考えてみたほうがいいかもしれません。住まいを安く購入するまでは良かったものの、後に莫大なコストが必要になってしまう人は意外と多くいるものです。
営業マンに急かされて契約してしまったことで、後悔している方も多いようです。実際に、契約を急かしてくる営業マンに出会ったとき、購入する側としてはどんなジャッジを下せばよいのでしょうか。
実績の少ない業者で家を買ったら、失敗してしまったという話もあります。